ホームページから受け継いでこのブログで再出発します。5年がかりで78まで綴りました。特に月1回で更新という訳でもなく、思いついた時、気ままに重ねて78回。振り返って読み直すと、その当時の有様が思い浮かべられて、われながら、とにかく、何とか続いたものだと感慨無量です。
 しかしながら、今の私には、過去の思い出を懐かしくたどるなんてゆとりはありません。今日からの課題を、どう処理するかで、精一杯です。
 近頃「忙しい」ということばを使うことに抵抗を感じます。「心」と「亡」の組み合わせは、「心を失う」「本心を亡くす」という意味をあらわし、自らそれを認めることに通じますので、使いたくはないのですが、とにかくbusyです。
 つつじシーズンが終わると、青色申告の期限5月31日がやってきます。宗教に携わる者が、商業活動をしていけないということは、100%真実です。欲を捨てた筈のものが、利を追求する活動をしなければ継続できないのですから、まず、法に背くことが前提で、諸活動が展開する次第となります。
 そんな煩悶も乗り越え、とにかく、ひたすら「つつじ」をアピールする1ヶ月終わってみればやれやれです。
 利の追求と申し上げましたが、ただ、収入を得ることだけを考えれば、現状維持をモットーとし、ひたすら守りの姿勢に徹することが、いちばんの方策であります。
 周りの人の声に応え、改革をめざすとなると、利はニの次になってしまいます。先代住職のやってきたことは、将にそれを絵に書いたようなことで、気が付いてみれば、それに輪をかけて、私も全く採算を度外視した姿勢で、駐車場の増設や日本庭園の新設などを、次々に手がけてきました。
 好天に恵まれた今年の人出は5万人と推定しております。推定と申しますのも、大興善寺にお越しのお客さんが、全てつつじ園に入園なさるわけではありません。遠いところからお出でのお方でも、もう、坂道はこりごりだとか、花が満開でなければ入園の意味がないなどおっしゃって、本堂までの無料部分で引き返される方もあるからです。
 それでも、年々そういう方も少なくなってきたと思います。
 新緑がつつじの散った後の公園に魅力を添えています。それを判って下さる方も増えています。要は、その人の感性の問題で、同じ景色を見ても、感動できる方と、花がないことに腹を立て一言、不満を漏らさずにはおれない方とあるようです。
 最初に、利を追求する云々を申し上げましたが、実際は、利益を上げることに熱心ということではなく、人の心に、自然の素晴らしさや美しい物への感動を呼び覚ましていただき、豊な心になって頂きたいという願いにつきます。。
 「ここにお参りしてよかった、またもみじにも参りますよ」とお声をかけてくださるお客さんの声を最高の励みとして、大興善寺が与えることの出来るプレゼントは何かを探求して頑張っておるのが偽らざる心境です。
 久しぶりの「つつじ寺説法」ぼやきの慣いがちらほら顔を出した、お定まりのものになってしまいました。
 5月27日、福岡市での在家仏教協会の講演「明日を信じて」と題し、協和醗酵さんの福岡支店のある博多駅前「福岡センタービル」13階で、15時から16時30分までの予定でお話しします。人前でお話するほどの中身は何もございませんが、仏教は、未来を信じて、明日への生きるエネルギーを生み出す活動源であることを、ささやかではありますが、私の体験を交えてお話申し上げ責務を果たさせていただきます。お近くの方、お出でください。