10月に入って慌しい日が続いておりましたが、やっと落ち着きました。本務でありますお寺の仕事が展開しておりますが、結構多様です。
今日は、熊野神社(権現さん)「おくんち」の前に行われる次年度の当番を決める日で、くじを作って座元のおうちにお伺いします。今年の当番5軒と、次年度の当番5軒で、朝から注連縄を撚って、権現さんの鳥居、弁財天などの飾りを作り、終わって酒宴。その座が盛り上がったところで、当番のくじを引くというのが慣わしです。これが不思議なもので、7年から8年に1回めぐってくるのに、続けて当たるところ、うちは、じいさんの代から当たらないなど、とにかく、酒席の話題は専らそのことに尽きます。今にしてそうですから、昔の閉鎖的で他との交流が乏しかった農村社会には、もっと重大事だったと思われます。
熊野神社は、大興善寺と地続きで、地目は「神社境内」で大興善寺の名義になっており、江戸時代の文書にも、祭礼は大興善寺が行うとなっております。おくんちといえば、以前は、親戚が寄り集い、お赤飯、甘酒というのが定番でしたが、もう、すっかり変わりました。人の往来は途絶えたようです。子供たちがご馳走を楽しむこともありません。神事だけが、時代に合わせて、幾分形を変えて残っているのが実情です。
紅葉、まだ1ヶ月先と思っていますが、お天気次第です。